アート プロムナード

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2018年4月

●作者名
上島豊正(Toyomasa Kamijima)

夏宵艶色祝祭図

夏宵艶色祝祭図

© 上島豊正

●作品コメント

笑顔で野菜を持つおばあちゃんや、酒を酌み交わせば家族と言うおじさんの広告がインターネットを通じて素晴らしい県民性とか土地柄をアピールした時、外からのまなざしは、時に内にいる人々を演者として振る舞うように抑圧する。
人々の日常は舞台になった。祈りは仰々しく、なんだかぎこちないものになった。非日常の消耗が繰り返される中で、我々の精神的な生存を確保するべく、私は、我々が祝い祭るものと、意識下に抑圧された自我に意識を向ける。

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